【体験談】初心者の家庭菜園にオススメの野菜・始め方のコツを写真付で紹介!
「プランターで野菜を育ててみようかな」
思いつきで家庭菜園を始めてみた筆者が、始める前に知っておきたかったポイントを全部まとめます!
ここがポイント!
・始めるときのコツ
・野菜選びのコツ
・グッズ選びのコツ
・育て方のコツ
ちなみに、おしゃれ&たたむことができる「布で作られたプランター」のリンクを貼っておきます。
セール価格になっていることがあるので、値段だけでもぜひチェックしてみてください。
では、解説していきます。
始めるときのコツ
家庭菜園を始める前に、まずはゴールを考えてみましょう。
言い換えると、何のためにやるのか、どういう風にやりたいのか、です。
筆者の場合は…
・何か新たなことに挑戦したい
・趣味を増やしてストレス解消したい
・子どもたちへ経験の場を提供したい
こんな感じでした。
朝起きて働いて夜寝る、という退屈な日々ではなく、
朝起きたら水をやり、採れたての野菜を食卓に並べ、フレッシュな日々を過ごしたかったのです。
このイメージが大事で、このあとの野菜選びやグッズ選びのときに役立ちます。
ぜひ、イメージしてみてください。
野菜選びのコツ
つぎに、野菜を選ぶときのポイントを解説します。
ここがポイント!
「食べたい野菜」を選ぶべし
筆者は「育てやすい野菜」の代表格であるプチトマトを、買う寸前で棚に戻しました。
理由は、家族全員トマトが好きではないからです。
何を育てたいか、何を収穫して食べたいか、を子どもにも聞いて「キュウリとネギ」を育てることにしました。
最初に決まったのはキュウリです。
理由は簡単で、子どもが育てて食べたいと言ったからです。
そして、キュウリのコンパニオンプランツであるネギも育てることにしました。
コンパニオンプランツとは?
相性が良く、一緒に育てると色々なメリットがある野菜のこと。キュウリの害虫はネギが苦手で、ネギの害虫はキュウリが苦手。近くで育てればお互いに、お互いの害虫から守ってくれる。
わが家の場合は、子どもが育てて食べたいと言ったキュウリが第1優先のため、キュウリを守るようにネギを配置しました。
ところがなんと…
育てたネギは美味しい、と言って子どもがネギを好きになりました。
愛情たっぷり育てた野菜で苦手を克服する、という目標もいいかもしれませんが、まずは食べたい野菜を選ぶことをおすすめします。
グッズ選びのコツ
育てる野菜が決まったら、次にグッズを選びましょう。
ここがポイント!
一気に全部揃えなくてOK
赤ちゃんが産まれてすぐランドセルを買わないのと同じで、必要だと思ったときに都度揃えていけばいいと思います。
参考までに、筆者は以下のように揃えていきました。
①キュウリの苗、ネギの苗、土、プランター
②キュウリネット、ハサミ、支柱
③栄養剤、もっと長くて丈夫な支柱
これから始める場合、まずは①(苗、土、プランター)だけでも大丈夫です。
育てていくうちに、欲しいものが徐々に増えていくので、そのときに買うことをおすすめします。
そのほうが、本当に必要なものを必要なだけ買うことができると思います。
ご参考までに、筆者が実際に使ってみた商品の中でオススメできる、ハサミと栄養剤だけ紹介しておきます。
どちらも今すぐ買う必要はないですが、いつか買うことになるので、セール価格になっていないかだけでも見てみてください。
ハサミなんて何でも大丈夫と思いきや、園芸用のハサミは刃が薄く、植物のキズが早く回復するので、意外と大事。
栄養剤も、買ったばかりの土は栄養たっぷりですが、植物が育つにつれて徐々に栄養不足になるので、意外と大事。
筆者はどちらも植物へのプレゼントだと思って買いました。
育て方のコツ
さて、ここからは実際に育てたときの写真とともに、育て方のコツをまとめます。
実際に育てて困った、以下のポイントも併せて解説するので、参考にしてみてください。
・害虫との戦い
・野菜のヒビ割れ、曲がり
・長期不在時の水やり
・摘心や間引き
少しの工夫で、初心者の筆者は1つの苗からキュウリを64本収穫できました。
1日目
まずは買ってきた苗を、プランターに移します。
タネよりも苗のほうが難易度が低いので、初心者には特にオススメ。
タネから発芽して、少し芽を育てたものが苗。赤ちゃんは弱くて手がかかるのは人間と同じで、植物も最初が特に難しい。苗は小学生くらいまで育っているため、害虫による全滅を避けやすいメリットがある。
筆者は心配症のため、苗の中でも強くて育ちやすい品種を選びました。
2日目〜
最初の1週間、どのように向き合うかがとても大事です。
理由は2つあり、1つ目の理由は「苗が弱いから」です。
初めての家庭菜園であればなおさら。
水をあげたり、害虫から守ったり、苗が強くなるまでは少し過保護に育てる必要があります。
そして2つ目の理由は「愛着が生まれるから」です。
毎日すごい早さで成長する苗と触れ合うことで、自分が育てているんだという愛着が生まれます。
わが家の子供たちは、毎日キュウリを見つめ、自分から水をあげ、最終的には収穫して浅漬けを作ってくれるようになりました。
8日目〜
この辺りで、摘心や間引きという作業が必要になります。
具体的には、まず地面に1番近いところの葉っぱだけは残して、2番目〜5番目くらいの葉っぱを全て切り落とします。
・地面に近いところから病気になりやすいので、病気になりにくくなる
・葉っぱを育てる力を、茎を育てる力に変えることで、上に伸びやすくなる
ここまで育ててきたのに切り落とすのは少し寂しいですが、苗のために必要な作業です。
14日目〜
花が咲いたらいよいよキュウリができるのですが、1つ目の花は切り落とします。
どんどん茎を強くする、これが最優先です。
もし1つの芽に対して3つ以上の花が咲くところがあれば、栄養が行き届かなくなるため2つを残して他は切り落とします。
こうすることで強くなるとともに、長い期間キュウリを収穫できるようになります。
最後
わが家のキュウリは10月頃に、このように白いポツポツができ、最終的に枯れてしまいました。
64本も収穫したのと、寒くなってきたこともあり、キュウリが疲れてきていたのだと思います。
最近アリがいっぱいいるなーと思っていましたが、大量のアブラムシがキュウリから元気を奪っていたようで、発見するのが遅れたのも原因の1つです。
アリを駆除したあと急いでテントウムシを捕まえてきましたが、時すでに遅し。
育て始めの頃のようにもっと過保護に育てていたら防ぐことができたかもしれない、と後悔しつつも、64本も収穫できれば大成功と自分に言い聞かせながら片付けました。
キュウリは、うどんこ病、べと病、褐斑病などにかかることが多いようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
初めて家庭菜園をしてみた筆者の体験談が、これから始める方々の参考になれば嬉しいです。
すべての記事はこちらにまとめています。