【家事攻略】紙オムツをドラム式洗濯機で洗ってしまった筆者の対処法。最速で元通りにしたときのコツまとめ
紙オムツを洗濯機で洗ってしまいました…
ティッシュがポケットに入ったままだった…なんて可愛いもので、オムツの威力はその1000倍。
あまりにひどい状況に、言葉を失いました
では、こうなってしまったとき、どうやって対処すればいいのでしょうか。
今回は実際に対処したときの方法を主婦目線で紹介します。
いま手元に悲惨な洗濯物がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
被害状況
洗濯物を取り出し、なんじゃこりゃー!となったのは、筆者だけではないはず。
洗濯物と洗濯機に、半透明のブヨブヨしたゼリーみたいなものが大量についています。
ブヨブヨの正体は、吸水ポリマーです。
豆知識: 吸水ポリマーとは、自重の1000倍近くの水を吸収する粉状の材料。オムツの中に入っていて、これがおしっこを吸収する。オムツが洗濯機の中で限界まで吸水し、最後バラバラになることで、被害が拡大する。
見たことないくらいパンパンなオムツが洗濯機から出てきたよ
吸水ポリマーを1つ1つ、手で取り除くのはやめましょう。
この吸水ポリマーは、コツさえつかめば簡単に取り除くことができるので、安心してください。
それでは、被害を受けている洗濯物と洗濯機、それぞれをキレイにする手順を紹介します。
洗濯物をキレイにする手順
まずは、洗濯物をキレイにしましょう。
洗濯機でもう一度洗うのではなく、もっと効率的な方法を紹介しますね。
キレイにしたくて洗濯機に入れたのに、まさか汚れて出てくるとは…
干す
吸水ポリマーや紙がついた洗濯物を、そのまま干しましょう。
この汚い状態で干すの?って思いますよね
吸水ポリマーは、水分を吸収する性質があります。
吸水してブヨブヨになっていますが、乾燥させればもとの粉状に戻るんです。
ブヨブヨのまま取り除くのは大変ですが、干して乾燥したあとは簡単に取り除くことができますよ。
騙されたと思って、やってみてください。
筆者も、吸水ポリマーを取り除くために干してみましたが、紙も乾燥しているほうが取りやすく、一石二鳥。
ベランダでパタパタやると、吸水ポリマーも紙もある程度キレイに取れますよ。
ただし、乾燥といっても、ドラム式洗濯機で乾燥するのは絶対にNG。
熱を加えると吸水ポリマーは溶けてしまい、洗濯物にこびりつくので、取れなくなります。
洗濯する
ある程度キレイになった洗濯物を、もう一度洗濯しましょう。
吸水ポリマーはほぼ取り除けましたが、紙オムツの紙がしぶとく付いているので、これを取り除く必要があります。
筆者はドラム式洗濯機で乾燥までやりましたが、1つだけ注意点があります。
ドラム式洗濯機を使っている方は経験したことがあると思いますが、洗濯機のドア部分や乾燥フィルターにホコリがたまりますよね。
今回はホコリの代わりに、紙が大量に出てくるので、乾燥中に1度だけ一時停止をして、その紙ゴミを取り除くことをオススメします。
洗濯する前に、ドラム式洗濯機もキレイにしたほうがいいので、次はドラム式洗濯機をキレイにする方法を紹介します。
ドラム式洗濯機をキレイにする手順
ドラム式洗濯機にも大量の吸水ポリマーと紙がこびりついているので、キレイにしましょう。
心配になるくらい汚れているよ
拭く
まずは、拭きます。
ティッシュとか雑巾とか正直なんでもいいですが、筆者は被害にあったバスタオルで拭きました。
どうせバスタオルも汚れてますからね
吸水ポリマーは水に溶けないので、なるべくキレイに拭き取りたいところ。
排水フィルターにもついてるので、あわせてキレイにしておきましょう。
槽洗浄する
3時間の槽洗浄をしました。
洗濯槽が汚れたときはこれが1番
さっきキレイにしたばかりの排水フィルターに、大量の吸水ポリマーがまた溜まっていたので、かなり効果があったのだと思います。
このあと洗濯しても、吸水ポリマーや紙が洗濯物につくことはなかったです。
ちなみに吸水ポリマーは塩に弱く、まるでナメクジみたいに、塩をかけると小さくなります。
その性質を活かして、塩を洗濯機に入れる方法もあるみたいですが、メーカーはオススメしていないのでやめておきましょう。
塩を入れなくてもキレイになりましたよ。
まとめ
オムツを洗濯してしまっても大丈夫。
吸水ポリマーの性質を理解して、効率的に対処すれば、あっという間に元通りになります。
槽洗浄3時間+洗濯、ということで時間はかかりましたが、勝手に洗濯機が働いてくれて、筆者の実働はほぼ無し。
1つ1つ手洗いしたり、手作業でゴミを取っていたらどれだけの労力があっても足りません。
それ以外にも、重曹を入れたり、柔軟剤を入れるという裏ワザもあるようです。
重曹に抵抗がある人は、以下のような優しい成分の重曹を買ってみてはいかがでしょうか。(コスパがいいので値段だけでも見てみてください)
今回、ドラム式洗濯機を前提に記事を書きましたが、ドラム式洗濯機はコスパ・時短という面でオススメです。
ドラム式洗濯機の4大メリット、4大デメリットは以下の記事で紹介していますので、良ければ見てみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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