2011年にレーシック手術をした筆者の目は今どうなっているか。失敗・後遺症・後悔・老眼などを解説

ゆとり

レーシック手術ってとても魅力的ですが、失敗するかもしれないので少し心配ですよね。

そこで今回は、術後10年以上が経過した筆者の、現在の目の状態などをお伝えします

レーシックを決意した理由、手術当日の流れ、その後の状態などを順番に解説しますので、レーシックをするか迷っている方はぜひ参考にしてください。

少し後遺症があるけど、トータルで考えるとレーシック手術を受けて良かったよ

レーシック手術の魅力

まずは、レーシック手術の魅力について触れていきたいと思います。

すでにご存じの方は飛ばして、1つ下の「レーシック手術を決意した理由」から読んでいただいてもOKです。

レーシック手術は、たった10分で視力が2.0になる、まるで魔法のような手術です。

著名人も多数やっていて、メガネやコンタクトをせずに、しかも今まで以上の視力を手にすることができます。

豆知識:
レーシック(英語: LASIK)は、エキシマレーザー角膜屈折矯正手術の通称。目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術であり、1990年に考案された。これまでに日本だけで約150万件以上、アメリカでは年間100万件以上の実績がある。

調べてみると、多くの著名人がやってることがわかったよ

レーシック手術を決意した理由

当時は今よりももっと、レーシックに対してネガティブな意見が多く、まるで多くの人が失敗すると言わんばかりの状況でした。

目を焼いて視力アップという、今までに無い手術ですから当然の反応だったように思います。

筆者も1年ほど悩みましたが、2011年3月11日に起きた東日本大震災によって、レーシックすることを決意しました。

被災した筆者はコンタクトをしていましたが、ケア剤はおろかメガネも持ち歩いていませんでした。

ケア剤なんてコンビニで買えばいいと思っていたのはみんな同じで、コンビニからケア剤があっという間に無くなり入手困難になりました。

しかも交通機関はマヒ、どのホテルも満室、このコンタクトを失ったら家に帰れない…とさえ思いました。

視力って本当に大事だなと当時思ったよ

視力の大切さを実感した筆者は、当時有名だったクリニックで8万円というキャンペーンに出会い、有名なクリニックで8万円なら…と決意。

実際にクリニックで説明を聞いているうちに何だか怖くなってきて、27万円の最高級グレード(最新機器、最新技術、執刀医の経験値MAXなど)で申し込みました。

お金で安心を買いました

レーシック手術の当日

手術は10分ほどで終わりました。

事前準備として、目薬をするように言われます。

この目薬が麻酔で、目だけ痛みを感じない状態になりました。

逆に言うと、目以外はいつも通りの状態なので、どんな手術が行われているかがよく見えました。

まず、目があいたままになる機械を目につけ、目の表面をはがし、目の中を焼いて、はがした表面を戻す…

その間、緊張と不安でいっぱいでしたが、すぐ終わりました。

3種類の目薬を渡され、透明なゴーグルをつけたまま過ごすよう言われるのですが…

全然見えない…

「最高級グレードなのに失敗…」と絶望しかけたところで、「視力は翌日回復する」と言っていたのを思い出しました。

全然見えないし、しかも変なゴーグルをしていて恥ずかしいので、仕方なくタクシーで帰りました。

タクシーの運転手さんが「あの車のナンバー珍しいですね!」と言っていたのを今でも覚えています。

いったいどんなナンバーだったのでしょうか…

レーシック手術の翌日

朝起きると、そこには別世界が広がっていました。

さっそくベランダに出ると、遠くでカラスがセミを空中キャッチしているのが見えたのを今でも覚えています。

目が良い人はこんなものまで見えるのか、と感動したのもそのはず。

なんと視力は2.0になっていました。

視力2.0以上は、測れないって言われたよ

後遺症

そして、ここからが本題です。

レーシックは魅力的だけど、本当に大丈夫なのか?

レーシックするのか最終的には自己判断になりますが、判断材料として筆者の最新状況を参考にしてください。

筆者の場合は、いくつか後遺症がありますので、すべて解説します。

ドライアイ

まず最初に感じたのが、ドライアイです。

もともとレーシックをする前もドライアイだったので、特に花粉症の時期はコンタクトがゴロゴロし、目薬が必須ではありました。

ただ、レーシックをしたあと、そのドライアイが悪化してしまいました。

ドライアイというのは体感でしかないので、明確にどれくらいかを数字で表現できないものの、目薬の消費量が3倍くらいになったイメージです。

生活に支障があるほどではないものの、気になって目薬を常に持ち歩く日々を過ごすようになりました。

ドライアイはよく聞く後遺症の1つ

そしていま。

ドライアイはいつの間にか治ったようです。

当時は気になりましたが、いまは全く気になりません。

目薬を使うのは、花粉症の時期だけです。

レーシック手術って、角膜を切り取って焼いて…と水分が奪われるので、一時的にドライアイになったのかもしれませんが、医学的なことはわかりません。

筆者の場合は、レーシック後1年くらいドライアイが続き、その後は改善しました。

まぶしい

つぎに感じたのが、光がまぶしいことです。

特に術後は、PC画面の明るさを下げて、暗くしないと目が疲れるというか、頭が痛くなるというか、そんな状況でした。

人工的な光に敏感になったようで、不思議なことに太陽の光は問題ない状態です。

ロマンティックなコメントをすると、夜空を見上げたとき、誰よりも多くの星を見つけることができます。

現実的なコメントをすると、夜に運転しているとき、対向車のライトがまぶしいです。

この症状は、当時に比べればよくなったものの、まだ残っているように感じます。

これもよく聞く後遺症の1つで、ハロやグレアなんてものもあるみたい。いまは純粋に少しまぶしいなと感じる程度だけど、当時は結構悩んだよ。

視力低下

最後に触れるのが、視力低下についてです。

術後は2.0あった視力ですが、徐々に低下していきました。

具体的には、最初の1年で1.5くらいになり、その後10年くらいは1.0をキープしました。

そして最新の健康診断の結果は、右0.7、左0.9です。

正直、2.0のときは細かいところまで見えすぎて、頭が痛くなったり目が疲れたりしたので、1.0あれば十分です。

ここにきて急に右目の視力が低下したのは、ストレスで右耳が聞こえにくいことと関係があるのかもしれませんし、レーシックの後遺症なのかもしれませんが、原因はわかりません。

ただ言えることは、視力2.0はずっと続きませんでした。

それでも日常生活は裸眼だよ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

10年以上が経過した筆者の場合、ドライアイは治ったものの、光はいまだにまぶしく感じ、視力は1.0未満まで低下という結果になっています。

レーシックを受けた人の中で、これが成功例なのか失敗例なのかはわかりません。

後遺症がゼロの人もいるでしょうから、その人と比べれば失敗なのかもしれませんが、筆者は成功と感じています。

少なくとも、裸眼で生活ができていますので。

ただ、中には失敗例もあるようですので、執刀医のレベルやクリニックの衛生管理など、信頼できるクリニックを選ぶことをオススメします。

いきなり手術ではなくても、以下のようなグッズやサプリなど他にも方法はあるので、いろいろ調べてみるといいと思います。(値段だけでも見てみてください)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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