アコギ1日目。弾き語りしたい初心者が練習すべきコードはD・G・Aの3つだけ!
アコギで弾き語りできたらカッコいいですよね。
ギターを買ったばかりの初心者は、どんな練習から始めたらいいのでしょうか。
- 何から練習すればいいのかわからない
- すぐ曲を弾けるようになりたい
- とにかく効率的に練習したい
そんな人にオススメする練習法が、まずD・G・Aという3つのコードを覚えることです。
筆者もこの3つのコードから始めたよ
この3つのコードを練習するメリットは、以下です。
- よく使うコードである
- 難しくないコードである
- 形が覚えやすいコードである
- この3つのコードだけで弾ける名曲がある
筆者もこのD・G・Aの3つのコードを最初に練習しましたが、すぐに成果が出るので、モチベーションを高く保ちながら練習することができました。
それでは、この3つのコードを練習するメリットを中心に、詳しく解説していきます。
ギターの練習方法に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
よく使うコード
ギターのコードは全部でいくつあるのでしょうか。
「全部で400ある」という人もいれば、「全部で500ある」という人もいますが、1つだけ確かに言えることは「たくさんある」ということです。
1日1個マスターしても1年以上かかる…
でも、プロのギターリストでさえ、全てのコードが頭に入っているわけではありません。
中には、めったに使わないような、マニアックなコードもあります。
めったに使わないコードを頑張って覚えても、コスパが悪いですよね。
では、400とか500とかあると言われているコードのうち、よく使うコードはどれでしょうか。
一般的に、よく使うコードとして紹介されているのは、以下です。
- C
- D
- Dm
- Em
- F
- G
- A
- Am
- Bm
- Bm7
この10個を覚えられればベストですが、一気に10個覚えようとした筆者は、頭と左手がこんがらがってしまいました。
そのため、まずはこの10個のなかから、メジャーコードだけを練習することをオススメします。
CDFGAがメジャーコードだよ
つまり、上に書いたよく使われるコードのうち、メジャーコードであるC・D・F・G・Aの優先度が高いということです。
豆知識:
メジャーコードとは、アルファベット1文字のみで表記されるコードである。AmはAから派生したコードであり、Am7も同様にAから派生している。つまり、メジャーコードは、全てのコードの基本となるコードと言える。C・D・E・F・G・A・Bがそれぞれ、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シに該当するイメージである。
難しくないコード
400とか500とかあると言われているコードのうち、特に優先順位が高い5つ(C・D・F・G・A)に絞りましたが、この中に1つ、とても難しいコードがあります。
それは F です。
Fはかなり難しいコードと言われています。
初心者がまず最初に挫折するのがF、というのは有名な話
Fはバレーコードと呼ばれています。
豆知識:
バレーコードとは、セーハとも呼ばれる。1本の指で複数の弦をおさえる必要があり、指の使い方が難しい。初心者に訪れる最初の難関である。
よく使われるコードであるC・D・F・G・Aのうち、Fはかなり難しいので後回しにしましょう。
つまり、C・D・G・Aの4つの優先度がさらに高いということですね。
覚えられるのであれば、この4つを練習してもいいですが、コードを覚えるのって意外と大変ですよね。
そこで次は、ここまでで厳選した4つのコードのうち、形が覚えやすい3つのコード(D・G・A)の覚え方を紹介します。
なお、F のおさえ方は以下の記事で解説していますので、もし良ければ参考にしてみてください。
形が覚えやすい
タブ譜と呼ばれる、ギターの楽譜の読み方は別記事で説明しますので、今回はギターに直接マークする形で、それぞれのコードを紹介します。
Dはこちら。
よく見ると、おさえる場所がDの形になっています。
Dに見えるかも
続いて、Aはこちら。
Aは1番最初のアルファベットで、おさえる場所がちょうど1の形になっています。
ちょっと強引な気もする
最後に、Gはこちら。
Gは他の形と違い特徴的なので、何度かやっていると指が覚えてきます。
覚え方は…練習するのみ
DとAはアルファベットから連想し、Gは体が覚えるので、毎日15分ほどギターの練習をしているうちに、ちょっとずつ覚えることができますよ。
400とか500に比べれば、3個だけならできそうな気がしますよね。
D・G・Aで弾ける名曲
コードの練習は基礎練なので、とても大事です。
でも、コードの練習だけだと、少し退屈になるときがくると思います。
弾き語りがしたくてギターを買ったのに…と筆者は思ってしまいました。
そんなときのために、D・G・Aの3つのコードだけで弾ける名曲を紹介します。
それは、カントリーロードです。
カントリーロード このみち〜 ずーっと〜 いけば〜♪
DDDD/AAAA/DDDD/GGGG と弾けば、カントリーロードが弾けるようになります。
カントリーロード の「ロ」からDDDDを4回、このみち の「ち」からAAAAを4回、といった感じです。
これなら楽しく練習できそうですよね。
ちなみに、楽譜をすべて記載するとこんな感じです。
DDDD/AAAA/DDDD/GGGG/DDDD/AAAA/GGGG/DDDD
♪カントリーロード この道 ずっと ゆけば あの街に つづいてる 気がする カントリーロード♪
たった3つのコードを4回ずつ弾くだけで、カントリーロードが弾けるようになります。
まずはコードを3つ覚えてみましょう。
3つのコードだけでも曲が弾けますが、4つ5つとコードを増やしていくことで、弾ける曲が増えていくんだということを感じることができれば、この練習法は大成功です。
まとめ
ギターを買ったばかりの初心者は、D・G・Aの3つのコードだけ練習しましょう。
この3つのコードは、よく使う、難しくない、形が覚えやすい、ので優先度が高いコードです。
そして、この3つのコードだけで、カントリーロードが弾けるようになります。
筆者が初めて弾き語りしたのもカントリーロード
カントリーロードを弾くことを目標に、1日15分でもいいのでギターに触れると、上達が早いと思いますよ。
家でジャカジャカやりたい人は、ギターの騒音問題への対策として、以下の記事を参考に消音グッズを選んでみてください。
もしお金が無くて何か1つだけギターグッズを買うのであれば、ギターストラップをオススメします。(コスパがいいので値段だけでも見てみてください)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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