【体験談】ビジネスクラスに乗るなら絶対知っておくべき情報まとめ!

ゆとり

せっかくビジネスクラスに乗るなら、快適に過ごしたいですよね。

筆者も乗る前にネットで調べましたが、意外と情報が限られていて、実際に乗ってから初めて知ったことが多かったです。

たとえばこれ!

  • フライト中はビジネスクラス専用のWi-Fiを無料で使える
  • 搭乗後すぐシャンパンが出てくる
  • 同じビジネスクラスでも機体によって快適さが全然違う
  • 「Chicken? or Fish?」ではなく「和食 or 洋食(肉)or 洋食(魚)」のコース料理から選びつつ、アラカルトメニューも全て無料

読んでるだけでワクワクしてきますよね。

今回は、実際にアメリカに行ったときの流れを時系列に沿って、写真付きで解説していきます。

今回の旅程はこちら!

  • 羽田→ダラス、シカゴ→羽田、をビジネスクラス利用
  • 行きはA350-1000、帰りはSKY SUITE(それぞれ違うタイプのビジネスクラスのシート)
  • JAL国際線がメイン(ANAや米国内線も経験あり)

ちなみに、ビジネスクラスに乗るとき愛用しているアイマスクのリンクを貼っておきます。

セール価格になっていることもあるので、値段だけでも見てみてください。

ラウンジ

ビジネスクラス専用レーンの力で、チェックイン→スーツケース預入→機内持込荷物の検査→出国審査を約20分で終え、ビジネスクラスの人が利用できるラウンジに行きました。

利用したのは、羽田空港国際線サクララウンジ スカイビューです。

美味しいご飯が食べ放題、アルコールも含めてすべて飲み放題です。

筆者は朝8時過ぎに行きましたが、かなり空いていて快適でした。

このとおり、シャワーも待ち人数0でした。

ラウンジ内はエリアごとに雰囲気が違い、明るいダイニング、落ち着いた1人席、飛行機が見える窓際、デスクワークエリアなど、それぞれの使い方に合わせて選べるのもいいところ

さらに男子トイレは、立つ場所とは別に、個室が10個もありました。

フライト前にコンディションを整えたい筆者にとって、個室の多さは大事。

搭乗口そばのトイレより、ラウンジのトイレのほうが、間違いなく落ち着いて過ごせます。

ちなみにラウンジは、4階のサクララウンジと、5階のサクララウンジ スカイビューに分かれています

個人的には、朝の時間であれば5階のほうが空いているので好きです。

5階が空いている理由は、4階は朝早くオープンする、4階は喫煙室・マッサージ・シャワーがある、などが挙げられます。

過ごし方に合わせて選ぶことをオススメします。

搭乗後の機内

搭乗前も快適に過ごせますが、ビジネスクラスが本領を発揮するのはもちろん搭乗後

エコノミークラスの場合、フライト中は移動時間であり、現地で過ごす時間こそが旅行だと思っていました。

しかし、ビジネスクラスの場合、フライト中はただの移動時間ではなく、すでに旅行が始まっている、そんな風に思わせてくれます。

エコノミークラスで感じる不便さはすべて解消されており、小さな旅館に泊まっているような感覚。

本当に今まで頑張ってきて良かったなーと思いながら、実際に涙が出たことがあります。

ちなみにJALの場合は、SKY SUITEよりもA350-1000のほうが感動したので、A350-1000を中心に紹介していきます。

ここがポイント!

A350-1000の1番の感動ポイントは、完全個室となる点です。

今までのビジネスクラス(SKY SUITEを含む)は、通路側がオープンしっぱなし。

通路を通る人はかなり少ないものの、誰かに見られる可能性があると、本当のリラックスはできないもの。

窓際の席を選ぶことで、個室感を高めることはできるものの、CAさんからも離れてしまいサービスを十分に受けられないというジレンマがありました。

これに対してA350-1000は、通路に面していながらも、ドアを閉めて完全個室にできることで、通路側と窓際それぞれのメリットを享受できるのです。

実際の過ごし方

ビジネスクラス、特にA350-1000ではどんな過ごし方ができるのか、実際の筆者の過ごし方を紹介しますので参考にしてみてください。

CAさんだけでなく、周りの乗客によっても快適さは変わりますが、今までで1番良かった羽田→ダラス便を紹介します。

まず、席に着くとすぐCAさんが来てくれて、お名前とともに挨拶されました。

名乗るのはややレアケースかもしれませんが、今でも忘れないくらいこの方のサービスは素敵だったので、それくらい自信があったのかもしれません。

ウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただきました。

座席は横幅が今までよりも広く、物を置くスペースや充電スペースがあり、より快適に過ごせるよう様々な工夫が施されています。

コート掛けや靴箱もこのとおり。

もはやファーストクラスです(乗ったことないですが)。

のんびりシャンパンを飲んでいると、このあとのコース料理について説明があります。

和食、洋食(肉)、洋食(魚)の3つから選択しますが、おつまみ→前菜→メインディッシュ→デザート、というコース料理です。

乗るルートや季節でメニューが変わりますが、日本発のほうが美味しかったのと、メインディッシュは肉のほうが好きでした。

ちなみに離陸後1時間ほどしたらコース料理がスタートしましたが、コース料理が終わったあとも好きな食べ物&飲み物をいつでも無料で楽しめます

筆者はコース料理をお酒とともに楽しみ、ベッドで就寝、起きたらカレーや和定食を食べて、モーニングコーヒーをいただくスタイルが好きです。

ベッドで就寝と書きましたが、エコノミーではネックピローをつけて座りながら寝るのに対し、ビジネスはフルフラットのベッドで寝ることができます。

足を伸ばすことができるだけでも嬉しいのに、まさか飛行機の中で横たわる日が来るとは思いませんでした。

頭上の荷物入れにはマットレスが入っているので、席に敷けばベッドの完成。

ぐっすり寝ることができるので、時差ボケ対策もしやすいです。

もはや自宅よりも快適な時間を過ごすことができます。

より快適に過ごすためのグッズ

より快適に過ごすために知っておくべきこと、必要なグッズなどを紹介します。

まずは、ビジネスクラス専用の無料Wi-Fiについて。

パンフレットに従って接続手順を進めれば、簡単にWi-Fiが使えるようになります。

フライト中にWi-Fiが使えるのはとても便利で、特に長距離フライトのときは正規料金を払ってもいいくらい快適です。

通信速度もわりと良く、フライト中に携帯ゲームができるなんて驚きです。


次に、ビジネスクラスに乗るなら準備しておきたいグッズについて。

より快適に過ごすためのオススメグッズについて、3つだけ選ぶなら、アイマスク、ゆったりした服、睡眠導入剤、です。

筆者の場合は、6時間ほどぐっすり寝ることを大事にしており、せっかくフルフラット&マットレスがあるので、これを最大限に活用したいです。

そのために、コース料理をお酒とともに楽しんだあとは、睡眠導入剤を飲み、ゆったりした服とアイマスクで熟睡しています。

たまにセール価格になっていることがあるので、値段だけでも見てみてください。

オススメの席はどこか

席を選ぶうえで、フライト環境について考える必要があります。

まずは、接客について。

乗客に比して乗務員の人数が明らかに多いので、対応は早い。
ただ、必ず素敵な接客かというとそうでもない。
名前を名乗って挨拶してくれて、程よい距離感で雑談に付き合いつつ、いつも笑顔の方もいれば、ずっとマシーンのように配膳し、おしぼりやドリンクを出し忘れ、無愛想な方もいる。

好き嫌いは人それぞれだと思いますが、おもてなしの心だけは失わないで欲しいと切に願います。

どの乗務員に出会うかは運ですが、素敵な乗務員に出会いやすいとは思います。


また、客層も様々です。

お上品な貴婦人もいれば、上から目線のオヤジもいる。
上から目線のオヤジに出会ったのは1度だけなので、基本的には皆さん優雅な時間を各自過ごしている。
オヤジは1つ前の席に座っていて、見ているだけでも不快な態度だったが、乗務員が困りながら複数人で対応していることで周りへの対応に遅れが出るという実害もあった。

こればかりは仕方がないことですが、個室で耳栓をすれば何とかなるのもビジネスのいいところだと思います。


これらを踏まえたうえで、オススメの席を紹介します。

A350-1000の場合は、どの席も完全個室になるので快適ですが、個人的にはトイレから遠い&窓際の席が好きです。

トイレの近くだと、どうしても人が通りますし、ドアを閉める音や明るい電気が気になることもあります。

すぐにトイレに行けるのはメリットですが、ビジネスは人数に比してトイレの数が多く、並んでいることはほぼありませんでした。

なので、次もトイレから離れている席を選ぶと思います。

また、窓際の席もオススメです。

筆者はビジネスを利用するときは長距離移動が多いため、機内で時差ボケの調整をしています。

この時差ボケの調整で大事なのが、太陽光です。

機内の明るさは全体管理されていますが、窓際の席だけは窓の開け閉めをする権利があります。

筆者は離陸後に窓を閉めて、やや暗い中でコース料理をお酒とともに楽しみます。

まるで夜のような時間を過ごすと、徐々に眠くなり、スムーズに就寝できます。

起きたらすぐ窓を開け、朝食とコーヒーを楽しむことで、朝だと錯覚します。

これで、時差ボケ対策はバッチリです。

ちなみに、SKY-SUITEの場合は、特に窓際をオススメします。

窓3つを独占できるのもそうですが、SKY-SUITEはドアが無いため、通路側だとほぼ丸見えになります。

その分、乗務員からきめ細やかなサービスを受けやすいとは思いますが、窓際の半個室によるプライベート感が筆者は好きです。

まとめ

快適な時間を買う。

ビジネスクラスは本当に快適です。

新婚旅行などの特別なタイミングや、自分へのご褒美、大切な人へのプレゼントなど、乗った人が間違いなく幸せな時間を過ごせる場所だと思います。

ただ、高価なのは間違いなし。

それでもまた乗りたいと思い、そのために仕事を頑張ろうとさえ思う、素敵な時間を過ごしたことは忘れません。

少しでも参考になれば嬉しいです。

すべての記事はこちらにまとめています。